石狩川上流を歩く 自然と歴史に触れるフットパスの旅
2024.08.01
「The Series of 大雪100」―北海道の屋根、大雪山国立公園を核とする9つの市町で楽しめる、必体験の魅力的な100のアクティビティを厳選した特集です。
フットパスとは
フットパスとは「歩くことを楽しむための道」のことです。
地域に昔からあるありのままの風景を楽しみながら歩くこと(Foot)が
出来る小径(Path)を意味します。
現在様々な地域に整備が進められてきており
それぞれの特性を活かした魅力あるコースがあちこちにあります。
フットパスコースとして認定を受けるためには
- 管理する団体があること
- 入手可能なマップがあること
- 標識などが整備されていること
この3つの条件を満たす必要があります。
(NPO法人旭川歩こう会 ウォーキングガイド2024年7月7日 チラシより)
5つのフットパス
現在、石狩川上流地域には
石狩川、忠別川、牛朱別川、美瑛川、永山新川を含めた
5つのフットパスが設定されています。
各コースには道標となる案内看板が設置されており
現在地や距離の目安などを確認することができます。
現在(2024年7月現在)は一部のコースで設置が完了しており
順次整備が進められています。
歩いてみた!
「忠別川・美瑛川フットパスコース」を歩いてみました!
旭川駅から忠別橋の方へ向かって忠別川沿いを歩いていきます。
少し進んだところに大きな木が!
実はここ、上川神社発祥の地なのだそう!
木の横にひっそりと石碑があるのがお分かりでしょうか?
道沿いには、様々な彫刻が並びます。
忠別橋を渡ります
この日はとても湿度が高くムシムシしていましたが
橋の上は風が通り涼しく気持ちよかったです。
両神橋下流右岸広場付近まで来ました。
ここで折り返して美瑛川沿いに入ります。
両神橋を過ぎたあたりから
景色がどんどん森のように変わっていきます。
クマの痕跡が発見されることがしばしばあるスポット
周りに注意して歩かなくてはなりません。
森のような道を進んでいった先にあるのが
外国樹種見本林と三浦綾子記念文学館
旭川の観光名所の一つです。
たくさんの木々がある外国樹種見本林で一服しましょう!
この場所ではタイミング良ければリスも見られるらしいです!
最後は街なかを歩き、氷点橋を渡って旭川駅まで戻ります。
大体1時間~1時間半くらいのコースでした!
フットパスの魅力
自然や文化など直に触れ合い親しめるのがフットパスの魅力
車や自転車で移動するよりも
歩いている時は自然と周りの景色に目がいき、いろいろな発見があります。
みなさんもフットパスコースを活用して
ルート沿いにあるありのままの風景などを楽しみながら
その魅力を体感してみてください!
【石狩川上流地域 フットパス】
・忠別川コース
・忠別川、美瑛川コース
・牛朱別川コース
・石狩川下流コース
・石狩川上流コース
5つのフットパスについて
国土交通省 北海道開発局 旭川開発建設部 旭川河川事務所のHPに
マップがアップロードされています。
ぜひご活用ください!
フットパスマップ(令和6年5月版)
https://www.hkd.mlit.go.jp/as/tisui/ho928l0000000x6s-att/ho928l0000000xzt.pdf