川の散歩 『リバーウォーク』-カッパなガイド屋さん  べぇやんガイドによる川歩き-

2025.12.29

「The Series of 大雪100」―北海道の屋根、大雪山国立公園を核とする9つの市町で楽しめる、必体験の魅力的な100のアクティビティを厳選した特集です。

旭川市を拠点として道北で自然ガイドをしている河童なガイド屋 べぇやんこと園部峻久さんのガイドによる川の散歩 リバーウォークを体験してきました   (散歩日:9月11日)

訪れたのは、旭川市内中心部からそう遠くない支流。身近な場所に、これほど自然豊かな
川があることに驚かされます。

スタート前には安全に関する入念な説明があります。

「万が一 熊に出会ったらまずどう行動するか?」という現実的な話に真剣に耳を傾けました。

フェルト底の沢足袋を貸してもらい、いざ川の中へ。岩や砂利、落ち葉の積もった川底など、変化に富んだところでも安定感抜群です。

「アメンボ見えますか?

水面を滑る小さな命が、この川の透明度を教えてくれます。市街地近くとは思えないほどの清らかさです。

川散歩は下流から上流へ進みます 。苔むした岩や流木、木漏れ日、水音―そのすべてが五感を刺激し、歩くたびに新しい発見があります。

流れの緩やかな場所では、産卵に備えるサクラマスの姿も。30センチほどの魚体が悠々と
泳ぐ姿に、自然の力強さを感じます。

天然の陽よけの下をすすみます 猛暑の時期には最高ですね

途中、べぇやんが毛ばりを使った「テンカラ釣り」を披露。

疑似餌が水面に落ちた瞬間、魚が反応して“秒でヒット” 
すぐにリリースする優しい対応に、自然との共生を大切にする姿勢が感じられました。

過去の激しい流れを思わせる流木が集まった場所では、川の歴史までも感じられます。

やがて日差しを遮る木々の下を進み、浅瀬で水遊びをするような懐かしい気持ちに。

普段目にすることがない、あるにしても意識しない植物も目に飛び込んできて新鮮です

最後に陸に上がり、未舗装の小道をまったりと戻ります。

橋の上から振り返ると、一見なんてことのない支流が、こんなにもストーリーに満ちた自然だったのかと気づかされました。

【まとめ】

川の中をあるく、ただそれだけの体験が、童心を呼び覚まし、自然との距離をぐっと縮めてくれます。

まちなかからわずか数十分で、こんな豊かな自然を体験できる「リバーウォーク」

季節ごとに違う表情を見せる旭川 大雪エリア 道北の清流を、ぜひ河童なガイド屋Saike

べぇやんと一緒に歩いてみてください。他にもその日のコンディションが最も良い川をご案内する『フィッシング・ポイントガイド』等ほぼオーダーメイドなガイドが用意されています。冬のガイドも要チェックです

【体験提供】

河童なガイド屋 Saike

代表:園部 峻久(べぇやん)

📍 対応エリア:旭川周辺・大雪山麓・道北他

🎣 体験内容:リバーウォーク、フローイング、フィッシング・ポイントガイドなど

⛄ 冬期には雪中ガイドも実施

🔗 詳細・予約は「河童なガイド屋 Saike」で検索

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